設楽町と4つの地区について

設楽町と4つの地区について

設楽町と4つの地区についてご紹介いたします。

設楽町について

自然豊かで歴史が息づくまち

設楽町は人口4,500人に満たないまちで、愛知県の北東部に広がる三河山間地域の中央に位置します。

面積の90%以上が森林で、ブナの原生林や豊川・矢作川・天竜川の源流を有しており、愛知の130山の約20%を占めるほどの数々の山に囲まれています。

「田峯田楽」や「津具の花祭」が重要無形民俗文化財として国に指定されており、戦国時代の山城跡や縄文時代の遺跡などの史跡も数多く遺されています。

4つの地区

設楽町は大きく4つの地区に分けることができます。

「清嶺(せいれい)」、「田口(たぐち)」、「名倉(なぐら)」、「津具(つぐ)」と呼ばれ、それぞれの地区は少しずつ異なる特徴を持ちます。

車で15〜30分程度で地区間を移動できます。

清嶺地区について

自然や土地柄

町の南の玄関口で新城市や豊田市(足助地区、下山地区)に接し、新東名「新城IC」まで約30分、名古屋まで約90分でアクセスできます。

茶畑が盛んな地域があり、田峯城や田峰観音などの史跡も随所に見受けられます。

6月上旬には豊川上流の寒狭川でアユ釣りが解禁されるなど、都市へのアクセスが容易ながらも魅力的な自然に囲まれています。

暮らし

地区内の生活利便施設は少ないですが、交通の利便性が町内で最も高く、地区外に働きに出やすいですし、あまり不便を感じずに生活できます。

「道の駅したら」には郷土資料館が併設されており、町内唯一のコンビニもあります。

【主な施設】
郵便局・保育園・小学校・コンビニ・道の駅・駐在所・老人ホーム

田口地区について

自然や土地柄

標高450m付近が町の中心市街地となっており、他の3地区や東栄町に接しています。

市街地ながらも高台からは周囲の連なった山々の風景を眺めることができます。

廃線となった旧豊橋鉄道田口線の終着駅跡がありました。

暮らし

建物の密度が比較的高いため、駐車場台数が少ない物件が見受けられますが、徒歩で生活利便施設にアクセスしやすく、あまり不便を感じずに生活できます。

飲食店が町内で最も集まっており、スーパーも2箇所あります。

【主な施設】
役場(本庁)・医療機関・郵便局・保育園・小学校・中学校・高校・スーパー・ガソリンスタンド・警察署・消防分署

名倉地区について

自然や土地柄

田園風景が広がっており、居住区域の多くは標高600〜700mの盆地内に位置しています。

寒暖差のある高原気候により甘みがあって美味しい米や野菜が育ちます。

春には名倉川沿いでたくさんの桜が咲き誇ります。

豊田市(稲武地区)に接しています。

暮らし

田畑付きの物件や、部屋数や駐車場台数が多い物件が比較的多いです。

地区内の生活利便施設は少ないですが、市街地に比較的アクセスしやすいため、地区外に働きに出やすいですし、あまり不便を感じずに生活できます。

「道の駅アグリステーションなぐら」では季節ごとに様々な米や野菜が並びます。

【主な施設】
郵便局・保育園・小学校・ガソリンスタンド・道の駅・老人ホーム・ゴルフ場

津具地区について

自然や土地柄

周囲が1000m級の山々に囲まれ、居住区域のほとんどは標高600〜750mの盆地内に位置しています。

寒暖差のある高原気候により甘みがあって美味しい米や野菜が育ちます。

6月中旬〜8月中旬にかけて、川辺や水田でホタルが飛び交う様子が町内で最もよく見られます。

東栄町や豊根村、長野県の根羽村に接しています。

暮らし

田畑付きの物件、部屋数や駐車場台数が多い物件が比較的多いです。

名古屋などの市街地には比較的アクセスしづらいですが、地区内の生活利便施設は多く、あまり不便を感じずに生活できます。

標高900mにある「つぐ高原グリーンパーク」は奥三河最大規模のキャンプ場で道の駅でもあります。

【主な施設】
役場(支所)・医療機関・郵便局・保育園・小学校・中学校・スーパー・ガソリンスタンド・道の駅・老人ホーム